Notesyをメモ帳として使う – メモを追記してアプリに戻るURLスキーム

以前こんな記事を書きました。
MacとiPhoneのメモ帳環境を考えた

中々のマニア向け記事で個人的に満足度の高い内容でした。今回はそれの、Notesyからメモを追記するURLスキームの話。callbackにも対応。

Notesy for Dropbox 2.2
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
現在の価格: 450円(サイズ: 14.3MB)

Notesyはx-callback-urlに対応している

以前テキストエディタアプリのURLスキームとパラメータまとめでちょっと書いた頃はあんまり理解できていませんでした。実際はこれがすごく便利だった。

例えば以下のURLスキームだと、fooという名前のファイルを作成して、hello worldというテキストを追記し、成功したらLaunch Center Proに戻ってくる。Notesyはcallbackに対応したDropbox対応エディタだった。以前はこれに気付けていませんでした。

notesy://x-callback-url/append?name=foo&text=hello+world&x-success=launchpro:

x-successというのがcallback用です。成功があるなら失敗もあるのかというと、x-errorというのがある。この場合エラー終了しても問答無用でcallbackが実行されるのでエラーに気付けないかもしれません。ちなみに上のURLスキームを完全版にすると以下のようになります。

notesy://x-callback-url/append?name=foo&text=hello+world&x-success=launchpro:&x-error=launchpro:

他にもx-sourcex-cancelというのがありますが、Notesyでは今の所使い所が無いような気がします。Dueだとx-sourceに指定したものが戻るアプリ名に使える。

appendnote_01

x-callback-urlとは何かというと、URLスキーム用のAPIです。アプリ開発者はこのAPIを使って簡単にURLスキームの実装ができる。使う側も同じ仕様なので、アプリが変わっても対応しやすい。例えばリマインダーアプリのDueがx-callback-urlを使っています。URLスキームに付けるパラメータ名はアプリによって違うのが当たり前だったりするので、実は使う側にもメリットがある。

他にもいくつか対応アプリがあるので、詳しくは公式サイトをご覧ください。
Appsx-callback-url | x-callback-url

使う

ここからは実践編です。俺はLaunch Center Proでプロンプトから文字を入力します。書いてOKをタップしたらNotesyに追記してLaunch Center Proに戻ってくる。

appendnote_02

Launch Center Proに登録しているURLスキームはこちら。

  • myscripts://run?title=AppendNote&text=[prompt]

MyScriptsスクリプトです。AppendNoteという名前。中でTimeLIBというスクリプトをインポートしています。MyScriptsをインストールしたiOSデバイスで以下のリンクをタップするとスクリプトがインストールされます。2つとも必要です。

インストールしたらMyScripts側は触らず、Launch Center Proでメモを書いてOKすると、日付をファイル名(今日なら2013–01–04.md)にしたファイルに、追記時間を太字にして追記される。ファイルが無かったら作成する。下の画像の左側のように追記され、プレビューすると右側のようになる。

appendnote_03

こんな感じ。Evernote補助アプリでいうと、PostEverやEverGear、えばろぐのテキストオンリー版みたいなイメージです。メリットはcallbackで自動的にアプリに戻れる所。送信待ちの時間を全く感じません。Markdown記法も使えます。Launch Center Proのプロンプトは改行できないので長文には向きませんが。

使い方いろいろ

ブラウザやRSSリーダーなんかでテキストをコピーして、通知センターから起動するのも便利です。引用して、その下にメモを書いてもいい。その場合はMyScriptsスクリプト内のx-successの指定を削除するか、書き換える必要があります。

appendnote_04

テキストを書いて渡せたらいいので、検索ハブQuickaSeeqのような検索アプリからも使えます。一番良いのはDraftPadのような下書きアプリでしょう。他にもMyShortcutsを使って通知センターから起動できるようにしておけば書くアプリを選びません。

それぞれ追加用のリンクを用意しました、以下をタップするとインストールされます。事前にMyScripts用スクリプトをインストールしておいてください。

あとがき

MyScripts様々です。MyScriptsが出てからアプリ連携が本当に豊かになった。まだ日本国内限定(国内でも一部な気がしますが)な所があるので、早くこの異様なURLスキーム文化が世界に拡がってほしい。

要整理のただのメモ書きをEvernoteに保存しておくのが嫌になり作ったメモ書き環境ですが、中々うまくいっています。メモ書きって見返すとかなりどうでもよかったりするので、よくファイルごと削除してる。

実はAppendNoteで実現していることは、Day Oneなら何の手間もなくできます。画像添付に位置情報付加、天気情報まで残せる。AppendNoteはNotesyのcallbackで戻れるし、前述の通り速いです。Day Oneでは起動時間+ロック解除+編集を確定するまでの手間がネックでした。多分それやってる間にAppendNoteなら3回書ける。一度に3回も書きませんが。iOSとMac版どちらも持っているお気に入りアプリなので使いたい所ですが、今回の用途には合いませんでした。

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