TaskPaperからListacularへ移行する

残念ながらTaskPaperのiOS版は開発が終了しました。週末にはApp Storeから削除されることになっているようです。

そんなこと急に言われてもTaskPaperユーザーの俺はどうすればいいの?というのもリンク先には書いてあり、おすすめされているのがListacularというアプリ。同じくテキストベースの、TaskPaper iOS版をシンプルに進化させたようなアプリです。

事前に書いておくと、Listacularはシンプルで使いやすいアプリです。TaskPaperをヘビーに使い倒していたユーザーは全く満足できないでしょう。そういう人には閲覧専用アプリになると思います。実際それはTaskPaperのiOS版と同じ位置付けなので移行をおすすめしたい。

Listacular for Dropbox – Rapid notes, lists and to-do’s with plaintext

バージョン: 1.10
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
現在の価格: 無料(サイズ: 5.2MB)
販売元: Andrew McKinney
リリース日: 2013/05/02

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使い方はシンプルで迷うことは無いと思います。左右スワイプや長押しに機能が割り当てられています。無料で扱えるファイルは3つまでで、それ以上はアドオンを購入する必要あり。現在は300円でした。

移行する

ListacularにはDropbox同期機能があります。フォルダ名はListacular。同期フォルダは変更できます。またTaskPaperファイルをそのまま読み込めます。

注意したいのはTaskPaperファイルをListacularに読み込むとファイルが複製され、拡張子が.txtな同名ファイルが新たに作られる所。以降の同期はtxtファイルとされます。読み込んだ時点で.taskpaperファイルはお役御免です。

Photo

TaskPaperファイルをそのまま開いたもの。プロジェクトを判定していた末尾の:はListacularでは解釈されないのでただのテキストとして表示されます。-は同じくタスクに。*はリストとして表示。タグは@due以外使われないのでそのまま表示されます。

大きな違いが2つあります。完了したタスクは-xになります。@doneタグは付きません。

もう一つ、@dueタグはListacularでは日付として扱われるので表示されません。@due(2014-01-08 10:00)とスペース区切りで日時を入力しないと正しく処理されない。

移行先として勧めるだけあって、特に何もせずに移行できました。

以下TaskPaperと比較してのメリットとデメリットのメモ。参考程度にどうぞ。

メリット

  • 日時の設定が容易
  • アラーム機能
  • ファイル毎のタスク数がわかる
  • 全ファイルのタスクを一覧化できる
  • TaskPaperファイルを変換無しに読み込める

この5点でしょう。アプリの動作が安定しているというのは置いておきます。

まずは日付の設定。TaskPaperでこれをやろうとするとタグに @due(2014-01-08)とか@start(19:00)なんて書いて、アラームはカレンダーアプリ等へ別途登録する必要があった。それ用のスクリプトなんかもありましたが。

ファイル毎にタスク数がわかるのもTaskPaperには無かった機能です。TaskPaperは全体のタスク数をバッジ表示するのみでした。しかも一度ファイルを開かないといけない。

Photo

便利なのが全ファイルのタスクを一覧化できる機能。これは欲しかった。

TaskPaperファイルを変換無しに読み込めるのはフォーマットが似ているからです。この辺りはテキストベースの強みですね。アイコンもTaskPaperドキュメントのものが表示されます。

デメリット

TaskPaperとListacularは別の作者の別のアプリです。これらはあくまでTaskPaperから乗り換える場合の話がほとんどです。何度も書きますがListacularはシンプルで良いアプリだと思います。

  • タグ機能が無い
  • プロジェクトの概念が無い
  • 単純にグループ化ができない
  • 優先度が設定できない
  • 完了日が記録されない
  • 検索機能が無い

タグは日時の設定に使っているだけで、TaskPaperのようには扱えません。この時点でTaskPaperライクな使い方は実現できない。

プロジェクトは見出し単位で分ければいい。グループ化できないのは不便です。まとめて移動できないし、上位のタスクを完了にしても下位のタスクはそのまま残る。タスク管理アプリとしては非力です。

優先度の設定はTaskPaperにも無いのですが、タグによって実現できていました。必要無い人もいるでしょう。タグやプロジェクトを利用した抽出方法も無いのでこれは仕方ありません。移動によって上位から優先度付けをすることにします。

完了日が記録されないのも面倒です。TaskPaperには完了タスクの末尾に@done(2014-01-08)と自動入力する機能があります。この@doneタグが完了のフラグになっていました。

Listacularは完了したら頭の-xに変わるだけです。また、完了したタスクをひとまとめにする機能もありません。一応完了タスクを下に移動する機能はありますが、上記の通りプロジェクトの概念が無いので、何のタスクか判別するのが面倒です。

最も不便なのは検索機能が無い所。全ファイルを横断してタスクを一覧化までできるなら検索機能も付けてほしかった。

あとがき

正直言ってiOSのTaskPaperアプリは質が低かった。同期の信頼性が低く、よくコンフリクトを起こしていました。ほとんど閲覧と完了処理専用で、追加は他のアプリでやっていました。DraftsのDropbox Action機能とか。

Listacularは既にダウンロードしていて、こちらはタスク管理アプリとしては非力で使っていませんでした。これを機に使っていこうと思います。

この3アプリは今週中に削除されることになっています。どれもバグがあったりしますが必要な人はお早めに。全て無料になっています。PlainTextはもう一度アップデートされる予定ですが、その後のアップデートは当然ありません。

TaskPaper ― Simple to-do lists Ver.2.3.4
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
現在の価格: 無料(サイズ: 3.4MB)

WriteRoom Ver.3.2.8
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
現在の価格: 無料(サイズ: 2.9MB)

PlainText – Dropbox text editing Ver.2.1.1
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
現在の価格: 無料(サイズ: 4.6MB)

開発の遅さもあってイマイチ評価の上がらないHog Bay Softwareですが、俺にとっては好きなアプリばかりでした。開発者が一人になってしまいiOSアプリの開発を終了せざるを得なかったそうです。

TaskPaperのタグ機能を利用したツールをたくさん使っていたので、これから管理方法を変更する必要があります。制作中のツールも無駄になってしまった。まあ過ぎた事だと割りきります。これからはMacではTaskPaper、iPhoneではListacularを使うことにしました。まだiOSのTaskPaperも使えますけどね。

今後はMacアプリ、特にFoldingTextの開発に注力していくのでしょう。TaskPaperのアップデートも楽しみです。多くのコードや機能がFoldingTextと共有されるそうで、両者の位置づけがどうなるのかも楽しみです。

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